ミーハー主義。

エンタメ業界で働く私が、アイドル・テレビ番組・映画などについて書きます。

ジャニーズがインターネットを使わないのは悪いことなのか?意義を考えてみた

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(引用:Johnny's net

みなさんご存知の通り、ジャニーズはPRにインターネットを使いません。

iTunesで音源は販売されませんし、YoutubeにMVが公開されることはありませんし、メンバーもSNSをやりません。雑誌は黒で塗りつぶされます。未だにJohnny's netはスマホ対応してないし。

この時代にあって、それは「時代遅れ」と言われてしまうこともありますが、ではなぜジャニーズはインターネットを使わないのでしょうか。

はたまたそれは悪いことなのでしょうか。インターネットをあえて使わない意義を考えてみました。

非日常な世界観ができる

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ジャニーズのライブって圧倒的に非日常なんですよね。

今まで人生で触れたことのないレベルのかっこいい人がたくさんステージにいて、全力で歌って踊っている。

かっこよすぎてもはや人間なのか疑ってしまうレベルであり、異世界のステージです。

ジャニーズのメンバーは完全にテレビの向こう側にいる存在であり、本当にその担当が実在することを確かめるようにライブに行きます。ライブでメンバーが登場する時の、あの高揚感と来たらものすごいですから。阿部顕嵐とかファンに媚びないタイプは特に存在をありがたく思えます。

一方で、SNSというのは日常を発信するツールであり、時にはリプをもらったりと身近に感じるために使えるものです。

その点で露出を極端に減らし向こう側の世界の人にするジャニーズと、接点を増やし身近な存在になろうとするSNSとでは全く噛み合わないのです。

非日常の世界観を守るという意味で、ジャニーズがネットを使わないことには非常に価値があります。

肖像権を守れる

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これはファンに対してだけではなく、ナタリーやモデルプレスなどのウェブ媒体にとっても同じです。

イベントをしてもライブレポや取材が行われることはないため、画像が出回ることもありません。

ジャニー喜多川さんは元々アメリカの出身で、ディズニーの厳しい肖像権の管理を見てきたからこそ、気軽にウェブ媒体には出さないということなのでしょう。

これだけインターネットが普及した現在においては、この施策は諸刃の剣です。

露出が小さい分ファンは獲得しづらいが、その分小さな露出に多くの人が集まる。ジャニーズのコンサートで値段が高騰するのもそのためですね。

 

ファンの創作活動

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また、ジャニオタのブログ文化はかなり栄えています。

ナタリーなど大きなメディアサイトのライブレポがない分、ファンたちの愛の溢れるライブレポの記事がたくさん読まれるわけです(【2017年完全版】グループ別 絶対に読むべきジャニオタのブログ56選 - ミーハー主義。)。

ジャニーズから宣伝をしない分、ファンが代わりに宣伝をしてくれているのです。

漫画やイラストをブログ上で公開する人がいたり、何回でも読める名文の記事が生まれたりとクオリティーはどんどん高まってきています。

この記事も含め、私たちが互いにブログを読み合うことができるのはジャニーズがインターネットを使った宣伝を行わないからだと言えるでしょう。

これはファンとして楽しいので良いのですが、ジャニーズとしてはコントロールできない部分が増えてしまっていると言えるかもしれません。

 

今後のジャニーズの向き合い方

とはいえ、ジャニーズ側も時代の変化に迎合せざるを得なくなったのか、ジャニーズWESTがNetflix限定で動画を配信したり、AmazonでCDジャケットが公開されるようになったり、嵐のコンサートがデジタルチケットになったりと態度を軟化させています。

SexyZoneより下のグループは世代的にデジタルネイティブであり、彼らがデビューする時には大きく舵を切るかもしれません。

平野紫耀君はインタビューで新しい形のデビューがあっても良いと言っていますからね(日経エンタ!のMr.KINGへのインタビューを読んで衝撃だった5つの話 - ミーハー主義。)。

非日常の世界観をコントロールするために、露出先は限定しつつ少しずつネットに降りていくことをしていくでしょう。どこと手を組み、拡大していくのか楽しみですね!