ミーハー主義。

テレビ業界で働く私が、アイドル・テレビ番組・映画などについて書きます。

BiSH × MOROHA エリザベス宮地企画 Vol.01「東京サバイバル」ライブレポート

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エリザベス宮地企画「東京サバイバル」に行ってきました。BiSHとMOROHAの対バンです。場所は恵比寿LIQUIDROOMで、キャパは900人ほど。ナタリーが書かないような超主観的なライブレポをお届けします。BiSHは初めてライブに行ったド新規なので、その視点も交えながら書きました。

※写真下手ですが、お付き合いください。。
※画像使用NGであれば、お問い合わせからお願いします。

 

ライブに行くきっかけ

僕が初めてBiSHを見たのはTIF2016 HOT STAGE『星が瞬く夜に』6連発の時。BiSHのファンである清掃員たちも、僕のようにファンでなかった人も、会場みんながどんどん熱を帯びていき一つになったのを自分の身をもって体感できました。BiSHが気になりつつもライブには行っていませんでした。

今回行こうと思ったのは、エリザベス宮地さんが監督したMOROHAのMV『バラ色の日々』を見たから。

www.youtube.com

MOROHAというただのラップでもJポップでもない魂の叫びというべき歌と、聞き取りやすく心に入ってくる歌詞のテンポ。そして、このリアルで美しく残酷なドキュメンタリーMVに衝撃を受けてしまいました。音楽と映像マッチしすぎだろ。自分の好きな映画である、平野勝之さんの映画『監督失格』を思い出しました。

エリザベス宮地さんは『BiSキャノンボール』や『WHO KiLLED IDOL ? SiS消滅の詩 & 劇場版 BiS誕生の詩』も撮っている方。

この方々が集まるとどんなコラボをするのか見たくなりライブに。

開演前

前物販からかなり並んでいました。『Rの法則』っていうNHKの番組もインタビューに来てましたね。

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開場は超満員。前のほうが意外とスカスカで前に行こうと思えば行けたけど、下手(しもて)の少しせりあがっているところから見ました。

友人に前のほうは激しくて汗だくになるし見る場所けっこう大事だよって言われてたので、端っこから見ることに。カメコさんもたくさんいました。

俺のがやばい

 オープニングVが流れ、煽られます。

まずはMOROHA。

 

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開場がまだ温まっていない中、MC AFROは一曲目の『革命』から全力で、思いがビンビン伝わってきました。『革命』は抑揚がある曲で、こちらにとっても受け取りやすい曲。BiSHファンが多い中でも、「あ、これ、すげえな・・。」みたいな空気感に。

そして続く『上京タワー』でちょっと落ち着いたところで、煽りMC。「渡辺淳之介ごともろとも倒しに来た!!」で沸く会場。

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(出典:Amazon)

その後3曲目『俺のがやばい』。「俺のがやばい」ってワードが連発する楽曲。いや、うん、分かってる、やばいよ。会場中のだれもが「おまえ、やばい」って思ってたでしょう。かなり心がぐっと持っていかれました。だいたいなんでMC AFROって生で坊主なんだよ。UKくん一言もしゃべらないんだよ。ギターの音色素敵だなおい。

そして、『tomorrow』、『バラ色の日々』。聞きたかった曲が聞けました。

「大丈夫 俺にはTSUTAYAがあるから 女の裸には困りはしないよと 
 7泊8日限りのロマンスも 涙のモザイク 何も見えない
 プリンに醤油 きゅうりにハチミツ 何度だって騙されてあげるよ
 だからもう一回 俺にあなたを 信じてはくれませんか」

『バラ色の日々』のこの部分大好きです。こんな歌詞書けないでしょ。

そして、最後に『四文銭』。UKが溢れる思いがすべてギターの指先にこめて演奏するのがめちゃくちゃかっこいい。AFROは感情こめすぎて倒れるんじゃないかと思いました。

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(出典:MOROHA | ROSE RECORD | sokabekeiichi.com

MOROHAは感情一本だけでなく、しっとりした曲もできるし器用なんですね。曲の合間に挟むMCも、「早くBiSH出てこいって思ってるんでしょ。」とか、「BiSHとかアイドル好きのみなさんって、絶対に届かない恋をしてる人たちですもんね。」とか、笑いとれるしうまいです。

MOROHA本人たちも言っている通り、映像で彼らの音楽を見るのとライブハウスで聴くのだと全く違いました。生だとMOROHAのMC AFROの熱量がここまで飛んでくる。会場中の多くのBiSHファンも彼らの音楽に圧倒され、しみじみした表情に。

なんでも、生がいいですね。

<セットリスト>
革命
上京タワー
俺のがやばい
tomorrow
バラ色の日々
四文銭
(うろ覚えなので間違いあったらごめんなさい)

いきなりパンク

「倒しに来た」ってMOROHAに言われてたジュンジュンさん登場。諸注意の説明です。

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そしてBiSH登場。みんなパシャパシャ撮ります。でも、曲が始まってある程度したら、みんな曲に集中し盛り上がります。

同じアイドルで撮影OKのわーすたとは異なるところで、わーすたは動画もOKでずっとカメラを向けている人も多いです。どっちが良いというものでもないですが。

一曲目は『DEADMAN』。いきなり超パンクな曲。MOROHAに負けじと、こちらも一曲目から全力です。アユニ透明感ありすぎて、透き通ってました。

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『GiANT KiLLERS』『MONSTERS』とめちゃくちゃ盛り上がる曲を二曲続けて歌います。フリがわかりやすくて、新規でも入り込みやすい。全力で叫ぶファンたち。

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「【BiSH生出演】今から間に合うBiSH 2.5年の歴史&発表もアリSP」というニコ生の配信で出川哲郎よりも噛み倒してたセントチヒロ・チッチの姿はそこにはありませんでした。ギャップってずるい。

MOROHAのパフォーマンスを聞いて、縮み上がっていたというBiSH。でも、ステージに上がると堂々としてライブ会場が一体になっていました。

とげとげの道

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そしてここでMC。自己紹介もそこそこに次の曲へ。ぜんぜん休憩しない!ステージドリンク飲んだ?大丈夫?と思っていたらすぐに『Primitive』『スパーク』へ。

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アツコの豊かな表情についつい目が行ってしまいます。にしても、メガネなんで落ちないのあれ?

そしてモモコから「ダンスしようぜ!」と煽りがあってから、『DA DANCE!!』。モモコは小さくてかわいい。。

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かなり盛り上がってきたところで、『beautifulさ』。知らなかった楽曲だったけど、個人的にはかなりツボでした。みんなで人差し指上げてとげとげ。楽しい。

「どんなとげとげの道も 僕らは乗り越えていくんだし 
 困難裂いて 過去は忘れ 晴れた明日へと 行こうぜ」

歌詞がよいなと思ったら、作詞はリンリンなんですね。

『プロミスザミスター』のあと、

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最後は『星が瞬く夜に』

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『星が瞬く夜に』の盛り上がり方は半端じゃないです。一番盛り上がってました。TIF2016での6連発の意味がようやく理解できました。大声で「はい せーの」って言っちゃいますね。前のほうがギュッって圧縮される感じも素晴らしい。

エリザベス宮地が好きな人

ここで一度ハケてエリザベス宮地さん登場。すっごい楽しそうな表情で、生き生きしてました。そこで、言った一言。

「カメラに恋しているというよりも、好きな人がいるから、映像を撮る。僕はMOROHAとBiSHが好きです。」ってあれよかったなあ。

MOROHAとBiSHのコラボ

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最後はMOROHAのギタリストUKくんとBiSHで『オーケストラ』。ギター一本のサウンドのみだとかなり歌唱力が求められると思うのですが、鳥肌ゾワゾワ。『オーケストラ』という楽曲自体名曲なのにアコースティックver.で歌われたらずるい。心にぶっ刺さりました。特にアイナ・ジ・エンド、声質いいし、ピッチのコントロールうますぎませんか。会場にいる全員がステージにうっとりして、終了。

最後にエリザベス宮地さんが出てきて、一本締めして終演となりました。 

<セットリスト>
DEADMAN
GiANT KiLLERS
MONSTERS
Primitive
スパーク
DA DANCE!!
beautifulさ
プロミスザミスター
星が瞬く夜に
オーケストラ(with UK)

はじめてのBiSHで感じたこと

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(出典:BiSH Official site)

パフォーマンス力が高い

ライブに行く前のイメージだとBiSHって楽曲や盛り上げ力に優れてはいるけど、ダンスとか歌唱力とかはまずまずな印象でした。でも、僕が観た限りではかなりレベル高いなと思いました。体力がすごい。ステージドリンクも飲まずMC休憩もほぼなく、ぶっ続けで感情を乗せる歌い方をして、ダンスも立ち位置ずれてないし、振り上げる手の角度とか一緒だし、相当レッスンしたのが見えました。

UKコラボの『オーケストラ』の後、他のファンが「歌うまくなったね~」が言っていて、かなり成長したのかもしれません。

新規でも乗りやすい楽曲

オタクが乗りやすい曲が多く、レパートリーがありますね。しかも(オタクの)フリが難しくない。『GiANT KiLLERS』も『beautifulさ』も『星が瞬く夜に』も、mixとかフリが全部異なるパターンなのに、一回見ればマネできちゃう。オーイングとか「ふっふーふわふわ」しかないグループだと物足りないし、サゴーゾmixとか振りコピとかオリジナルのがありすぎると覚えるの大変だし。BiSHはそのちょうどいいところをついているなーと思いました。

ファン層幅広い

楽曲がよいのでバンド好きな女性も集まるし、アイドルなのでアイドル好きの男も集まるし、盛り上がる曲が多いのでピンチケも集まるし、アングラな空気感もあるのでサブカル好き男女も集まるし。守備範囲の広さが半端ではなく、必ずどこかしらに属せるという不思議。これが幕張メッセを満員にする実力なんですね。

そんなこんなで充実したライブでした。嫌なことも全部吹っ飛ばしてくれるのが音楽やアイドルだなあと実感しました。また行きます。

あと、エリザベス宮地さんが撮影されたBiSHのドキュメンタリー映画『ALL YOU NEED is PUNK and LOVE』 が12/9に公開されるみたいです。観にいこーっと。

結局最後はナタリーみたいになりました。

natalie.mu