ミーハー主義。

テレビ業界で働く私が、アイドル・テレビ番組・映画などについて書きます。

【テレビ関係者が語る】番組から考える、ジャニーズと各テレビ局の関係とは。

f:id:shone-3:20170909110935j:plain(出典:ザ少年倶楽部 - NHK

自担をテレビで観たいというのはジャニオタ共通のはず。今回は各テレビ局(NHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)とジャニーズ事務所の関係性を放送中の番組から考えていきたいと思います。なぜこの局はこのグループをキャスティングし番組を作っていったのか、今後はどのような展開をするのか、明らかにしていきます。

ジャニーズJr.のライブにいってハマってしまった僕がテレビ関係者の目線で紹介していきます。

NHK

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(出典:NHK Rの法則

代表的な番組:

『ザ少年倶楽部』(ジャニーズJr.)、『Rの法則』など

『少クラ』はJr.好きはみんな見ているだろうし、『Rの法則』には最近だとKINGの高橋海人くん、HiHi Jetの髙橋優斗くんなんかが出ていますね。あとは何と言っても特番の『紅白歌合戦』でしょう。デビュー組に必ずJr.のバックダンサーも付きますね。去年のSEXYZONEでキンプリとか出てたのが記憶に新しいです。

NHKのジャニーズ番組の特徴、それはすべて観覧(番協も)があることです。ジャニーズ好きの若い子たちに受信料を払ってもらうために、スタジオでも観覧席を作って申し込んでもらっているわけです。かしこいといえばかしこいし、ずるいっちゃずるい。。 公共放送なので、J事務所制作は少なめ。

 

日テレ

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(出典:嵐にしやがれ|日本テレビ

代表的な番組:

『嵐にしやがれ』、『鉄腕!DASH』、『イッテQ!』、『every.』、『ヒルナンデス』など

さすがここ数年視聴率一位を独走している局だけあって、ジャニーズのタレントの使い方がかなりうまく、視聴率を持っていることを知っています。冠番組は少ないですが、一人のジャニーズタレントの力を引き出すのがうまいです。『月曜から夜ふかし』、『イッテQ!』などが好例でしょう。

ジャニーズが出演する『月曜から夜ふかし』、『イッテQ!』、『嵐にしやがれ』などの番組で圧倒的な視聴率を稼いでいます。こういった高視聴率のジャニーズ番組には、古立善之さんという日テレの大エースが演出家として入っており、面白い番組に仕上っています。日テレのもう一つの特徴は、『every.』、『ヒルナンデス』、『NEWS ZERO』など報道・情報番組にもジャニーズを出演させていること。小山くんや翔くんはしっかりイメージが定着しましたね。嵐が売れた大きな理由の一つとして、日テレが冠番組を終わらせなかったというのもあります。

 

テレ朝

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(出典:テレビ朝日|ミュージックステーション

代表的な番組:『Mステ』、『関ジャム』、『キスマイ魔ジック』など

テレ朝とジャニーズの歴史はすべて『ミュージックステーション』に集約されています。現在、ジャニーズが出るような歌番組は『Mステ』しか残っていません。Jr.のバックダンサーが出ることもあり、デビュー組からJr.まで幅広く自担が活躍するシーンを見られる番組です。ではなぜ、『Mステ』にはジャニーズグループがほぼ毎週出演するのか。それは、『Mステ』の低迷期に光GENJIが出演し、一気に視聴率を上げたからなのです(当時のプロデューサーのインタビューはこちら)。そこでジャニーズは数字が取れるとわかり、今に至るまで20年以上も出演し続けているわけです。

また、『関ジャム』、『キスマイ魔ジック』とかジャニーズが絡む多くの番組は『Mステ』のADとかディレクターとかやってた人が立ち上げています。光GENJIさんという偉大な先輩に感謝ですね。

 

TBS

f:id:shone-3:20170909113123j:plain(出典:アメージパング!|TBSテレビ

代表的な番組:『アメージパング!』、『櫻井・有吉 THE夜会』、『ビビット』、『UTAGE』など

TBSはジャニーズ離れが最近かなり加速しています。他局に比べると出演数は少なめで、過去の人気番組からの流れが大きいです。TBSのジャニーズ番組と言えば、『学校へ行こう!』が挙げられ、ここでV6は知名度を一気に上げました。『学校へ行こう!』のスタッフが制作しているのが『アメージパング!』です。また、中居さん出演の『UTAGE』も、トーク歌番組『うたばん』のスタッフが手掛けています。『櫻井・有吉 THE夜会』はその流れとは少し異なる制作陣で、バーターもきっちり出演させているので今後が楽しみな番組ですね。

 

テレビ東京

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(出典:リトルトーキョーライフ | テレビ東京

代表的な番組:『リトルトーキョーライフ』、『ABChanzoo』、『ありえへん∞世界』、『二軒目どうする?』など

1998年ごろには『愛LOVEジュニア』というJr.の番組をゴールデン帯に放送していたテレビ東京。当時Jr.だったタッキーとか嵐が出ていた番組です。しかしその後いろいろとゴタゴタがあって(詳しくはこちらの記事)、2000年代初期は全く出演しなくなりました。そして、『Hi! Hey! Say!』や『ABChanzoo』などもデビュー組の冠番組もあってジャニーズ事務所が歩み寄りをして、2014年に『トーキョーライブ22時』というジャニーズ制作の番組ができたわけです。テレビ局の中では事務所持ち込みが通りやすい局ですから、今後セクゾやジャニストなどの冠番組ができていくかもしれません。

 

フジテレビ

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(出典:関ジャニ∞クロニクル - フジテレビ

代表的な番組:『VS嵐』、『キスマイBUSAIKU!?』、『 kinki kidsのブンブブーン』、『いただきハイジャンプ』、『関ジャニ∞クロニクル』、『TOKIOカケル』など

フジテレビはグループの冠番組が圧倒的に多いです。フジテレビのお家芸でもあり、グループに何かさせていくことでバラエティを作っていく手法。『SMAP×SMAP』で作った成功パターンをひた走っています。

フジテレビの番組で忘れてはいけないのが、『ジャニーズカウントダウンココンサート』。実は、上記の番組のほとんどはフジテレビ制作局の音楽チームが担当しており、『カウコン』と『VS嵐』のスタッフは同じだったりします。もう一つ忘れてはいけない番組が『バレーボールワールドカップ』。1995年のV6からデビュー組のお披露目があることで有名な場。最近ではセクゾが二回連続となりましたが、2019年にだれがデビューするのか楽しみですね。

まとめ

今までのをまとめると、

NHK・・受信料のためにジャニーズ起用
日テレ・・ばら売りに強い
テレ朝・・Mステチームと仲良し
TBS・・過去の人気番組の名残
テレ東・・若手グループの番組多し
フジテレビ・・冠番組乱立

このようになりました。各テレビ局によって、それぞれグループやメンバーの使い方が違うのが分かりましたね。テレビを観るときに少し考えてみると面白いかもしれません。