ミーハー主義。

テレビ業界で働く私が、アイドル・テレビ番組・映画などについて書きます。

アイドル界におけるでんぱ組と最上もがの功績を褒めちぎる【脱退・不仲?】

f:id:shone-3:20170814220545j:plain
(出典:でんぱ組.inc「WORLD WIDE DEMPA」インタビュー (4/5) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

先日8/6に最上もがちゃんがでんぱ組inc.(以下、でんぱ組)を脱退しました。ネットではかなり注目を集め、なんで辞めたのかという憶測が出たり、今後の動きを気にする人がいたりと慌ただしい一週間でした。

辞めた動機に関して無駄な邪推をするのではなく、このタイミングで、ファンとしてそしてエンタメの世界にいるものとして、「アイドル界におけるでんぱ組と最上もがの功績」を褒め称え、感謝と尊敬の念を表したいと思います。

最上もが脱退【不仲説?】

改めて、最上もがちゃんはでんぱ組を脱退するとブログで宣言しました。

ameblo.jp

スラムダンクで例えると、流川が退部するといったイメージでしょうか。エース級の活躍をしていたことは間違いなく、それゆえネットでも激震が走りました。そして、辞めた動機について注目が集まり、かつてから言われていたメンバー内の【不仲説】が取り沙汰されることとなります。

ここではっきりと私が言っておきたいこと、それは

不仲はどうかは・・どうでもよい!!そっとしておいてあげて。
あのね、不仲で辞めたのかはどうでもよいことなんです。そっとしておいてあげましょう。。(二回目)

このツイートが・・とか髪型がどうで・・とかね、すべて私たちの邪推に過ぎないんですよね。確かに長年活動してきた人気アイドルグループが不仲というのは好奇心が湧きますが、もうそっとしておいてあげましょう。長年活動してきたメンバーにしかわからないことがたくさんあるし、本人たちも不仲を否定しているのだからもういいじゃないですか。それよりも、これから再スタートするでんぱ組、そして最上もがという人がいかにすごいかを語り、応援したいです。

アイドル界におけるでんぱ組の存在

f:id:shone-3:20170814213730j:plain
(出典:でんぱ組.inc (@dempagumi) | Twitter

でんぱ組も、AKBやももクロ、BiSなどと同様2010年代における新しいアイドルの形を作ったグループであるといえます。でんぱ組という存在によって、アイドル・運営・ファンなどアイドル業界全体に大きな影響を与えたのです。

コンセプト

コンセプトやグループのストーリーの面から、その功績を一言でいえば

「オタクで引きこもっていてもスターになれるんだ!と証明したこと」です。
 
でんぱ組は、秋葉原のディアステージというライブ&バーでメンバーを寄せ集めてできたグループ。秋葉原という土地の特質上、メンバーはアニメやコスプレ、ゲームなどのオタクなのです。その内面性により、いじめられたりグループの輪に溶け込めなかったりと暗い過去を持っていたりするメンバーも多いです。
そんな彼女たちが、オタクであることをウリにしてスターダムをのし上がっていきます。『W.W.D』などの楽曲で表されていますね。
 
 AKBが「普通の女の子」の成長ストーリーだとすれば、
でんぱ組は「引きこもり」の成長ストーリー
 
 これは、今もってアイドルをしている子たちにも大きな影響を与え、とりあえずツイートで見られたのはこの3人くらい。

 

他にも引きこもりがちというか、ゲーム・アニメなどが好きのアイドルって意外と多かったりします。
神宿一ノ瀬みかとか、まねきケチャ中川美優、Luce Twinkle Wink☆の桧垣果穂とかね。彼女たちがでんぱ組が好きかは公言していないですが、 いわゆる内気でオタク気質がある子たちをアイドルに駆り立てたことはでんぱ組の大きな功績でしょう。

楽曲や世界観

でんぱ組というグループがアイドル界に与えた衝撃はそれだけではありません。アイドルの生免染である楽曲やMVや衣装の世界観も、ほかのアイドルグループにはない独特のものでした。

楽曲→電子音がベースで、テンポが速く情報量の多いでんぱソング
世界観→ポップでカラフル

というものです。楽曲に関しては、『でんでんぱっしょん』などが分かりやすいですが短い小節にこれでもかと歌詞が詰め込まれていますね。プロデューサーの福嶋麻衣子さんがボカロやアニソンなどの楽曲が好きだったため、でんぱソングの曲が多くなったのです。

 続いて、カラフルでポップな世界観ですが、MVやCDジャケットなどのクリエイティブを見ればわかりますね。

f:id:shone-3:20170814214646j:plain
(出典:でんぱ組.inc、新ビジュアル公開&『WWDD』ジャケにメンバーのモンスターキャラ | でんぱ組.inc | BARKS音楽ニュース

最近人気のゆるめるモ!なんかも、カラフルです。

f:id:shone-3:20170814214747j:plain
(出典:ゆるめるモ!2nd Album 『YOU ARE THE WORLD』特設サイト

他にもバンドじゃないもん!や、まねきケチャ(『冗談じゃないね』など)やFES☆TIVE(『進めジパング』など)もでんぱ組に近い世界観を表現したいんじゃないかと思います。
世界観に合わせた衣装にすべく、縷縷夢兎などがデザイナーを務め、先進的な衣装を着ていきました。

このようにでんぱ組は個性を極め、現在のアイドル運営さんたちにも深く影響与えた、もしくは直接影響を与えてなくとも見逃せないような大きな存在であるといえるでしょう。

最上もがという神秘

 続いて、今回脱退を決めた最上もがちゃんという存在について書いていきます。2010年代以降のアイドル界隈では、「最上もが以前」と「最上もが以降」と分けられるほど強い影響力を持ったアイドルの一人です。

具体的には以下の二つで大きく足跡を残したと考えます。

・金髪ショートを普遍化
・グラビアの可能性を広げた

金髪ショート

f:id:shone-3:20170814220029j:plain

(出典:でんぱ組.inc「はやぶさかがやきツアー2016」最上もがインタビュー (1/2) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

最上もがちゃんは2012年にデビューしてからずっと金髪のショートカットです。もがちゃんがデビューした2011年当時はAKB48の全盛であり、清純さが求められ金髪はほとんどいませんでした。NMB48は『黒髪絶滅少女』をリリースしてヒットするような時代です。 

そんな時代に突如、一人称は「僕」で元ネトゲ廃人で金髪ショートカットの最上もがが登場しました。もがちゃんはその特異な存在とルックスで人気をつけ、性別を超えたところにいるような神秘的な存在、カリスマになっていきました。

それにより金髪ショートという髪型がカリスマのアイコンとなり、アイドル界で爆発的に増え、普遍的なものとなっていったのです。

今では、元プティパの篠崎こころ、ブクガのコショージメグミ、妄キャリ胡桃沢まひる、ベビレ林愛夏などたくさんの金髪ショートアイドルがいますね。


グラビア

もう一つがグラビアです。
結果的にいうと、もがちゃんはグラビアによって認知度と女受けを拡大できたのです。見ての通り、かなり恵まれた体つきなのですが、この体は自分の強みと意識して、グラビアに挑戦します。
本人も、それは言っており、MARQUEE vol.107のインタビューでも以下のように答えています。

ーでんぱ組加入以来、もがちゃんをプラスに加速させた出来事って何でしたか。
「分りやすく言うと「グラビア」ですね。ぼくは1つの強味だと思ってやってるんですよ。他の子に出来ないことだし。女の子にもすごい反響が良くて。(中略)」

先ほども言った通り、性を超えたところにいるもがちゃんの体つきが、圧倒的に女性らしいのです。これにより共感というよりも圧倒的な美で、女性はあこがれファンになっていきました。

マネできる人はそう多くないですが、アイドルグループのメンバーがグラビアで女性ファンを獲得するという革新を起こしました。

wpb.shueisha.co.jp

今後の動き

以上が、でんぱ組ならびに最上もがの功績です。彼女たちはアイドル界に大きな影響を与えたカリスマであることが分かりました。

では、実際でんぱ組と最上もがちゃんは今後どのような活動をしていくのでしょうか。

最上もが
→ディアステージにてソロ活動を行う予定です。女優へ転向するとの報道も出ていますね。『重版出来』や『闇金ウシジマくん』などにも出演するなど、演技経験がある彼女。表現力は圧倒的に高いので、女優でもこなせそうです。ですが、今回の脱退でいろいろと心身ともに疲れていると思いますので、年内に活動再開できるかどうか、というところでしょうか。
でんぱ組
→おそらくでんぱ組はライブを再開するでしょう。(というかしてほしい)
2017年1月20日以降、ライブがない彼女たちは、早くて年内にもライブをすると予想されます。もがちゃんが脱退しても、グループは活動継続することを決意している彼女たちは前に進んでいきます。新体制でのライブを行い、早く元気な姿を見せてほしいですね。
なお、最上もが脱退後でんぱ組の5人が集まるのは、8/16の『でんぱの神神』第9弾DVDのリリースイベント。このイベントには僕も行くので、どんな状況だったか追記しようと思います。

live.nicovideo.jp

最後に脱退したもがちゃんもでんぱ組のみんなも、早く笑顔の姿になることを心から祈っています。愛をこめて。